fc2ブログ

SUZUKI SWIFT

010.jpg
後部の損傷でお預かりしました、スズキ スイフトです。

012_20161120110410018.jpg

011_20161120110410a6e.jpg
斜め後からの入力でクォーターパネルのバンパーとの合わせ目が中に押し込まれています。

024_201611201105246ba.jpg

バンパーは元の形に戻っていますが、隠れていたところも変形しています。
025_20161120110526408.jpg

026_20161120110526b9e.jpg

バンパーと傷のあるテールランプは新品交換でクォーターパネルは板金修理になりました。
付属品を分解していきます。
001_201611201106362e4.jpg

内装部品は汚れないようにマスキングして保管しておきます。
002_20161120110637ae6.jpg

タイヤハウスのカバーやルーフモールを取り外しました。
006_20161120110641589.jpg

005_20161120110639a33.jpg

004_20161120110638c58.jpg

バンパーリテーナーを取り外すと中に押し込まれているのが確認できます。
016_2016112011101942b.jpg

入力と反対方向に引き出しバンパーやテールランプを仮合わせしました。
025_201611201110207ff.jpg

フューエルリッドの上側に事故と関係の無いエクボがありましたので室内側から押し出してヘコミを直しました。
030_20161120111021df1.jpg

033_201611201110234d1.jpg

室内のバンパー合わせ目付近は塗膜が割れている箇所がありましたので研摩しておきます。
046_20161120111217588.jpg

047_20161120111218798.jpg

仮合わせで問題が無さそうなのでバンパー、テールを取り外し、板金箇所と傷のある所を研摩して脱脂、清掃、マスキングしました。
049_20161120111219c98.jpg

050_20161120111220c6b.jpg

鋼板の露出している箇所にはエッチングプライマーを塗布しました。
054_2016112011163304d.jpg

サフェーサーの前に塗る事で、リン酸で金属の表面を荒らして密着性、防錆を高める効果があります。
057_20161120111634ca5.jpg

規定時間乾燥後サフェーサーを塗布しました。
059_20161120111635e82.jpg

060_20161120111636dbd.jpg

室内側も脱脂清掃、マスキングして鋼板素地にプライマーを塗布しました。
063_2016112011163879f.jpg

乾燥後サフェーサー塗布。
064.jpg

赤外線乾燥を行います。
065_20161120111959508.jpg

サフェーサーの乾燥後タイヤハウス内を研摩、脱脂清掃してシーリングの割れていた箇所にシーリングして内板色で塗りました。
066_201611201120005f0.jpg

074_201611201120017ca.jpg

室内もサフェーサーと周辺を研摩して内板色で塗りました。
078.jpg

測色機で車体の色を読み取り近似の配合データを元に調色しました。
0001.jpg

016_2016112011225520c.jpg

塗装範囲全体を研摩しておきます。
014_20161120112400103.jpg

クォーターパネルから繋がっているフロントピラー、ロッカーパネルのパネルの切れ目まで塗装します。途中でクリヤーのボカシも行えますが、いずれはボカシ目が必ず出て来ますのでオーナー様に説明して判断していただきました。
012_20161120112357cc3.jpg

013_20161120112358340.jpg

脱脂、清掃、マスキングを行います。
017_20161120112529d14.jpg

019_2016112011253101e.jpg

018_20161120112531f72.jpg

調色した色を塗りクリヤーコート(STANDOX クリスタルクリヤー使用)しました。
024_201611201125336c6.jpg

026_2016112011253489e.jpg

027_20161120112627f14.jpg

029_20161120112628a00.jpg

赤外線乾燥を行います。
037_201611201126408b4.jpg

磨きを行い、新品のテールランプやバンパー(新品で色付き)、取り外した付属品を組み立てました。
002_2016112011273109e.jpg

003_201611201127320d4.jpg

006_20161120112735711.jpg

005_20161120112734e29.jpg

室内を清掃して洗車を行い完成です。
001_20161120113207a71.jpg

002_20161120113209784.jpg

クリスタルクリヤーはスプレーガン次第で細かい肌からテロテロの肌まで作りやすく塗膜性能も優れているので使用頻度が高いです。

たまに「誰が見ても分からないように完璧に修理して欲しい」と言った内容のお問い合わせをいただく事があるのですが、近づける努力はしますがほぼ不可能です、とお答えしています。面倒だから断りたい訳では無く、大げさですが自分が思う完璧な修理が生涯で1台でも出来たら思い残す事は無い、と言うぐらい難しいと考えていますので、バッチリ出来ますとか最高の仕上がりです、とはどうしても言えないのです。
005_201611201132094bf.jpg

今回のご依頼誠に有難う御座いました。
012_2016112011321162b.jpg
スポンサーサイト



2016年11月20日 | Comments(0) | Trackback(0) | 国産車 修理
コメント

管理者だけに表示する