fc2ブログ

SKYLINE GT-R パーツ

1 (1)
以前からのお客様で、部品の修理でお預かりしました。
34GT-Rのリヤディフューザーです。

ドライカーボンの部分は問題無いですが、付属のステーなどの錆や劣化が気になるとの事です。
ステー単体で部品の供給が無いのとAssyでは85万円位の部品ですので、酷くならない内に修理する事になりました。
1 (3)

まずは表と裏を洗浄します。
1 (5)

ダメージを確認してリベットを削り取り外しました。
1 (7)

1 (10)

1 (19)

1 (20)

1 (21)

1 (22)

ステーの変形している箇所は戻しておきます。
1 (24)

1 (25)

サンドブラストで錆や既存の塗膜を除去しました。
1 (26)

1 (27)

長いステーはキャビネットに入りませんでしたのでブラスト屋さんにお願いしました。
1 (30)

脱脂清掃などを行いエポキシを塗布しました。
1 (32)

1 (33)

1 (38)

1 (40)

規定時間後、黒のカラーベース→艶消しクリヤーを塗布しました。
1 (44)

1 (49)

1 (47)

1 (52)

1 (53)

赤外線乾燥後、組み立てていきます。
純正はリベット止めの箇所が多いですが、メンテナンスし易くする為にボルト&ナットで組み立てていきます。
007_201808280921550e8.jpg

008_20180828092156681.jpg

010_20180828092157f54.jpg

完成しました。
012_2018082809215871d.jpg

ヘッドカバー1式もお預かりしました。
052_20180828092406662.jpg

053_201808280924088bd.jpg

058_20180828092408064.jpg

全体を洗浄して乾燥後、マスキングしておきます。
060_20180828092510da4.jpg

061_201808280925119f0.jpg

サンドブラストでアルミのねじ山を痛めない様にイモネジを入れておきます。
062_2018082809251340b.jpg

063_201808280925144b6.jpg

064_20180828092516dde.jpg

065_20180828092517cf4.jpg

サンドブラストで処理しました。
004_20180828092914ce3.jpg

005_20180828092915abe.jpg

清掃や脱脂を行い、エポキシを塗布しました。
007_20180828092916ad8.jpg

008_20180828092917593.jpg

009_201808280929195ad.jpg

規定時間後、ウレタンサフェーサー(ノンストッププラサフ)を塗布しました。
塗装する色の隠蔽を考えてグレーにしています。
011_201808280929207c4.jpg

012_20180828092922b4c.jpg

013_201808280929232db.jpg

赤外線乾燥を行い、全体を研摩、洗浄を行いました。
019_201808280929258d0.jpg

020_2018082809292625b.jpg

ブローバイホースの口から塗装しますので、マスキングや脱脂清掃を行い硬化剤を入れたベースコートを塗布しました。
024_20180828092928e3d.jpg

028_201808280929294b5.jpg

乾燥後、マスキングして全体を脱脂清掃しました。
029_201808280929307cd.jpg

030_2018082809322592c.jpg

032_20180828093228317.jpg

033_201808280932293d4.jpg

研摩した際に金属素地が露出した箇所やエポキシが露出している箇所にウレタンサフェーサー(ノンストップ)を塗布しておきます。
031_201808280932287e2.jpg

エポキシの箇所はサフェーサーとして使用できる製品で、そのままでも良いですが、上色の隠蔽の問題がありますのでこのようにしています。色や下地作業や予算などの多くの不確定な要素がありますので、今回のケースではこの様に作業した、と言う方が正しいかもしれません。
038_20180828093232b77.jpg

塗装する色はオーナー様と打ち合わせして、キャンディーレッド系の色でレクサスやマツダなど候補は色々有りましたが、ニッサン繋がりと言う事でルノーのルージュフラムに決まりました(笑)
039_201808280937179b8.jpg

カラーベースを塗布しました。
041_201808280937182c7.jpg

044_20180828093719bde.jpg

045_20180828093720e5d.jpg

048_20180828093722062.jpg

カラークリヤを作ります。
050_20180828094203fd8.jpg

051_20180828112524db9.jpg

クリスタルクリヤーにカラークリヤ用の色を混ぜて作っています。
052_20180828094204b6d.jpg

053_201808280942057fc.jpg

カラークリヤーを塗布して最後に通常のクリヤーを塗布しました。
ブースの中の光で全然キャンディーカラーの感じに写っていませんね(笑)
054_20180828094206815.jpg

085_20180828094211a15.jpg

086_201808280942129f9.jpg

赤外線乾燥を行い取り外していたバッフルプレートを組み立てました。
013_20180828094425949.jpg

完成です。実物はもう少し派手ですが近い雰囲気で写っています。
009_20180828094419987.jpg

010_20180828094420a50.jpg

012_20180828094423139.jpg

太陽の当たり方によってはこんな感じにも見えます。
017_20180828094428d8c.jpg

今回のご依頼、誠に有難う御座いました。
004_20180828094418f78.jpg
スポンサーサイト



2018年08月28日 | Comments(0) | Trackback(0) | 国産車 修理
コメント

管理者だけに表示する