
ウイングは経年劣化で割れていました。

プラスチック(ポリウレタン)の経年劣化で縮んだり硬くなっていたりしますので、本来なら交換した方が良いと思いますが予算の関係もありますので修理する事になりました。


枠とフィンの部分は接着されていて分解できませんので、研摩して表から溶かしながら補強のネットを埋め込みました。



研摩、脱脂清掃してプライマーを塗布してからエポキシ接着剤を塗布しました。


その他の部品も塗膜の劣化している箇所は研摩、除去して変形は熱を加えて修正、などを行い進めていきます。ほぼ全ての部品が無傷では無いので、かなり時間が掛かっています。
















脱脂、清掃、必要箇所のマスキングを行いました。




プラスチック素地の露出している箇所はプライマー無しでは密着が悪くなりますので、プラスチックプライマー(サフェーサー)を塗布しました。



乾燥後、プラスチック用に軟化剤を加えたサフェーサーを塗布しました。







乾燥したサフェーサーを研摩していきます。

320番のサンドペーパーからスタートして400→500と徐々に番手を細かくして浅い傷に置き換えていきます。





プラスチックパーツは最後に水を使って洗浄しました。





脱脂、清掃、マスキングを行いました。





フロントフェンダーとボディの隙間はシーリングを剥がしましたので打ち直しました。


ルーフサイドのシーリングも割れていた箇所にシーリングしておきました。

サフェーサーの研摩で研ぎ破れた箇所はノンサンディングサフェーサーを塗布しました。


配合データから作ったカラーベースを塗布しました。




カラーベースの乾燥後、クリヤーコートしました。
クリヤーはエクストラクリヤーを使用しました。















フロントフードは裏面を研摩して塗装しました。


プラスチックパーツのマスキング、脱脂清掃を行い必要箇所にノンサンディングサフェーサー(プラスチック仕様)を塗布しました。



カラーベース→クリヤーを塗布しました。(エクストラクリヤーを軟質化したプラスチック仕様)













ドアの中のサイレンサーパッドを貼り直しました。


フードの裏などをマスキングして脱脂清掃を行いました。







必要箇所にサフェーサーを塗布してカラーベース→クリヤーコートしました。











続きます。
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