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SKYLINE GT-R BNR32 リフレッシュ⑤

続いて下回りの処理を行います。
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錆がある所は研摩して除去しました。
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アンダーコートを塗装する範囲全てをワイヤーブラシ等で研摩しておきます。
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脱脂清掃、マスキングを行います。
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最初の方でサイドメンバーの潰れを直して一時的な保護の為に塗っておいたプライマーも除去しておきます。
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フロアやフレームの鋼板の合わせ目などは錆が除去出来ませんので、錆や旧塗膜に直接塗れるプライマーを塗布しました。
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素地調整の出来ない発電所や橋梁の塗り替えで使用される重防食用エポキシ系塗料になります。気温が低かったので以前から使用しているラストボンドではなくカーボマスチック低温用を使用しました。缶にsampleと書いてありますがちゃんと購入したものです(笑)
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鋼板の露出している箇所と錆の箇所に塗布しました。
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指触乾燥後ゴム状のアンダーコートを塗布しました。
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クォーターの爪折りしてある内側にも塗布してあります。
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続いてプラスチックパーツを修理していきます。
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付属品の取り外しと分解を行いました。
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両面テープも除去しておきます。
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表、裏面を脱脂洗浄しました。
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社外品のエアロパーツのフィッティングを修正しておきます。製品の作りの問題もありますので純正品の様にはいきませんが元の状態よりは良くなりました。
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フロントバンパーのニスモダクト(社外品)も浮いた状態で接着されています。
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隙間から接着剤が見えますのでこちらも修正していきます。
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接着が甘いのが幸いして破損せずに取り外す事が出来ました。
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湾曲が大きいので熱を加えて修正しました。
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リヤバンパーはブリスターが出ていますので除去しておきます。
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その他の部品も研摩していきます。
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ニスモダクトはバンパーとのフィッティングが悪いので足りない部分をカーボンファイバーパテで修正しました。
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フロントバンパーも全体を研摩しておきます。
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ボンネットモールも隙間の合わない箇所を修正しました。
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トランクスポイラーも形が良くなく、厚い両面テープで浮いた状態で付いていましたので修正しました。
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FRP製品を作る時に空気が入っていると気温が上がった時に膨張して表面に膨らんできますので、全てでは無いですが気が付いた箇所は修正しました。社外品ですので製品によってかなりの差があります。今回の部品でも空気が入った箇所を全て発見するにはゲルコートを完全に削り落とす必要があり、隙間の修正も含めると新品部品が何個も購入できるほど費用が掛かってしまいます。
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脱脂清掃を行いプラスチック素地の露出している箇所にプライマー(STANDOX プラスチック)を塗布しました。
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指触乾燥後サフェーサーを塗布しました。プラスチックは金属部品に比べて振動や風圧での変形が大きいのでソフトナーを混合して軟質化したサフェーサーを使用することがマニュアルで決められています。
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こちらも同じようにプライマーを塗布してから軟質化したサフェーサーです。
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赤外線乾燥した車体にドアヒンジとドアを取り付け仮合わせを行います。
ヒンジの裏にはシーリング剤を塗布しておきます。
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位置が決まったらドアヒンジの隙間から出たシーリング剤を拭き取っておきます。
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ヒンジ側、車体側ともに下塗りのプライマーとサフェーサーが塗られていますのでシーリングせずに防錆WAXを塗布して処理しても良いと思います。新車のままのヒンジ裏などが異常に錆びているのはヒンジを組み立ててから電着塗料の槽に車体を浸漬させていますので、そのような箇所は金属素地のままで隙間から入った水や湿気が原因で錆が出てきます。
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反対側も同様にしました。
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ピラーのブレージング接合の箇所のサフェーサーを研摩して歪みが残りましたので再度サフェーサーを塗布して赤外線乾燥を行いました。
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車体のサフェーサーを320番のペーパーで粗研ぎして400番→500番と塗装できる粗さまでキズを浅くしていきます。
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粉塵を清掃してマスキング、脱脂清掃を行います。
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必要箇所にシーリングを行い、クォーターとサイドシルの下側にチッピングを塗布しました。
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研摩して素地が露出した箇所にプライマーを塗布しました。
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塗料メーカーの配合データでNISSAN KH2 の標準配合を使用しました。
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カラーベースの乾燥後クリヤコートしました。クリスタルクリヤーを使用しています。
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隠れてしまう箇所は純正では内板色が薄く塗布されていますが、オーナー様は耐久性がある方をご希望でしたので外装と同じようにクリヤーコートしました。分解しないと掃除が出来ない箇所ですので内板色+艶消しよりも汚れが付きにくくなります。
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ボンネット、トランクの裏のサフェーサーを研摩しました。
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脱脂、清掃を行い金属素地の露出した箇所にプライマーを塗布しました。
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アルミと鋼板ですがどちらにも使える酸プライマーです。
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こちらも汚れ難くなる様にクリヤーを塗布しました。
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ドアとフェンダー、ドアハンドルのサフェーサーを研摩して塗装しました。
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同様に素地を研ぎ出した箇所にはプライマーを塗布してあります。
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フェンダーの下側も車体と同じチッピングを塗布しました。
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ドア裏もクリヤーをしっかり塗ってあります。硬化しますと純正のようにパーツクリーナー等で溶けたりしませんので掃除もしやすくなると思います。
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ボンネット、トランクの表面を研摩して裏面をマスキング、脱脂清掃して塗装しました。
プライマー、クリヤーも全てSTANDOXの同じ製品です。
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まだまだ続きます。






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2017年05月02日 | Comments(0) | Trackback(0) | 国産車 修理
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