fc2ブログ

SKYLINE GT-R BNR32 リフレッシュ④

ドアの付属品を取り外します。
001_201704251445499e9.jpg

012_20170425144550912.jpg

013_20170425144551895.jpg

シーリングスクリーン(ビニール)に使われている粘着材も除去しました。
014_20170425144552b2c.jpg

016_2017042514455497a.jpg

022_20170425144557d1c.jpg

023_20170425144558514.jpg

027_20170425144600c6e.jpg

ヒンジの取り付け部などは新車から手を入れていないと確実に錆があります。
028_201704251446014ca.jpg

左ドアから進めていきます。この辺りは塗装のハジキの様です。
072_20170425145212ed8.jpg

この辺りは膜厚計で塗膜が厚くなっているのが確認出来ましたので剥がしていきます。
069_2017042514521100e.jpg

パテが出て来ました。
パテが使われているから剥がしている訳では無く、塗膜にトラブルが出ていなければパテが使われていても問題はありません。右クォーターも同じでしたが、このトラブルはパテを旧塗膜のエッジに被せてありパテの溶剤で旧塗膜が軟化、膨潤してしまうエッジマッピングと言うトラブルで、名前の通り地図を描く様に跡が出て来ます。この様にならない方法としては金属素地にプライマーを塗って旧塗膜に被せない様にパテを使用して旧塗膜の厚さ分をサフェーサーで補うのが最も間違いが無い手順になります。旧塗膜のエッジを弱溶剤のシンナーで拭いて軟化しなければプライマーを挟んでパテを被せても問題は起こり難いです。ただどちらにしても、かなりの手間が掛かりますので一部の工場様でしか行われていません。このトラブルが起こり難いスチレンフリーのパテもここ何年かで発売されていますが旧塗膜の状態によっては防げません。車の新旧は関係無く、新車塗膜の層間密着が悪いとトラブルが出やすい気がします。
076_20170425145214d50.jpg

パテを除去しました。
080_20170425145215c82.jpg

凹んだままの状態でしたので板金しました。
083_201704251452173e4.jpg

パテを使用しなくても済みました。
085.jpg

088_201704251452208e8.jpg

前の方にヘコミがありプレスライン上で裏に補強が入っていますので、自分の腕では上手く押し出せませんでした。
090_20170425145221d4b.jpg

デントリペア屋さんは凄いな、と考えながら普通に板金しました。
こちらもパテを使用せずに済みました。
094_201704251452236eb.jpg

右のドアです。
095.jpg

100.jpg

こちらは普通なら研磨して簡単な下処理で済みますが、以前の補修塗装がまともに行われていないと(研磨せずに塗装してある等)確認する方法は無く、塗装の仕上がり具合で判断するしかありません。新しく塗装をしても経年でトラブルが起こる可能性が高いので今回は剥離します。塗膜不良の剥離はどの様な方法で行っても金額がかなり高くなりますのでオーナー様との打ち合わせ無しで行う事はありません。
102.jpg

108.jpg

117_201704251454528f0.jpg

剥離剤で剥離して洗浄、乾燥を行います。
124_201704251514152b6.jpg

126.jpg

127_20170425151417c38.jpg

129.jpg

裏面は新車塗膜のままでしたので錆を除去して全体を研磨しました。
130.jpg

133.jpg

134.jpg

表面は全体を研磨しました。
135.jpg

136.jpg

137.jpg

141.jpg

146_201704251514313d4.jpg

149.jpg

新品のドアヒンジはエポキシ系プライマーでは無いのでアセトンに漬けておきました。
118.jpg

120_201704251454556c1.jpg

122.jpg

脱脂清掃してエポキシプライマーを塗布しました。
155.jpg

157_20170425151435765.jpg

160.jpg

161_2017042515190369e.jpg

162.jpg

163.jpg

サフェーサーを塗布しました。
164.jpg

166_20170425151908e55.jpg

167_20170425151909346.jpg

168.jpg

171.jpg

トランクの付属品を取り外してパテ箇所を研磨しました。
172.jpg

173_2017042515192335c.jpg

スポイラーの穴埋めしてある跡です。
176.jpg

板金してクレーターはハンダで埋めました。
183.jpg

反対側も同様です。トランクも何とかパテ無しで済みました。
191_20170425151929da0.jpg

193.jpg

塗膜が厚いので剥離剤でも時間が掛かります。
002_20170425152312a00.jpg

フューエルリッドも剥離しました。
001_20170425152310f71.jpg

洗浄、乾燥して裏面、表面を研磨しました。
008_20170425152314cc5.jpg

012_20170425152316c64.jpg


016_2017042515231771a.jpg

防錆剤を落としたドアヒンジを研磨しました。
006_20170425152313c39.jpg

脱脂清掃を行いエポキシプライマー→サフェーサーを塗布しました。
019_201704251523190f6.jpg

020_201704251523205f6.jpg

021_20170425152322e51.jpg

024_2017042515232302d.jpg

026_20170425152325861.jpg

027_2017042515232699f.jpg

続いてボンネットです。こちらも4~5回塗装してありますので剥離します。
038_20170425152655de8.jpg

ボンネット、フェンダーはアルミなので剥離剤は強アルカリでは無くアルミに対応した酸性の物を使用しました。
043_201704251526562ad.jpg

044 - コピー

洗浄、乾燥させました。
046_20170425152659530.jpg

パテの箇所が残りました。
047_2017042515270084c.jpg

ボンネットを閉める時に凹んだ様です。
051_201704251527023b7.jpg

ヘコミの箇所が多く、袋になっていて裏から手が入らずアルミなので苦戦しました。
001_20170425153315c9b.jpg

002_20170425153317a51.jpg

003_20170425153317008.jpg

005_201704251533197cf.jpg

何とかパテ無しで済みました。
007_20170425153320b66.jpg

017_2017042515332259f.jpg

裏面と表面を研磨しました。
019_20170425153323e37.jpg

021_201704251533259bb.jpg

アルミと鋼板で素地を研磨するペーパーの番手を変えてあります。
022_2017042515332619a.jpg

フロントフェンダーも同様に進めました。
053_20170425152703fd6.jpg

023_201704251533282d0.jpg

024_20170425153329148.jpg

030_20170425153331ee1.jpg

脱脂、清掃してエポキシプライマー→サフェーサーを塗布しました。
032_20170425153332776.jpg

033_201704251533343c0.jpg

034_20170425153335344.jpg

036_2017042515333725e.jpg

037_20170425153803060.jpg

038_201704251538041c0.jpg

039_20170425153805e00.jpg

040_20170425153806bca.jpg

041_20170425153808ca8.jpg

まだまだ続きます。
スポンサーサイト



2017年04月25日 | Comments(0) | Trackback(0) | 国産車 修理
コメント

管理者だけに表示する