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Porsche 911 Carrera 2 ④

サッシ等の艶消し黒の部品も傷が多いので処理していきます。
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分解して脱脂後にキズの箇所と全体を研摩しました。
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ナンバーフレームは錆が酷かったのでサンドブラストで処理しました。
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脱脂清掃を行いました。
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ノンサンディングサフェーサーを塗布しました。
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乾燥後、黒のカラーベースを塗布して艶消しにしたクリヤーを塗布しました。
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車体とドアやフード等を大まかに磨きました。
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新品のウェザーストリップやゴム関係を使用して組み立てていきます。
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劣化してガタが出ていたドアヒンジのブッシュとピンも新品を使用して組み立てました。
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取り外されていたアクチュエーターカバーです。
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切り取られていたウインドレギュレーターのボルトです。
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劣化していたドアストッパーも交換しました。
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割れていたフロントバンパーグリルも交換しました。
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サイドガーニッシュのゴムやクリップも新品を使用してあります。
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オーナー様に持ち込んでいただいた広角ミラーやLEDバルブやヘッドライトを取り付けました。
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ガラスを取り付けていただいて、仕上げの磨きとガラス系の簡易コーティングを行いました。
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清掃と洗車を行って完成になります。
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ドアトリムはオーナー様の方で修理を手配して綺麗になって戻ってきました。
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自分で作業をしていますので、完璧な仕上がりになったと思う事は有り得ませんが、オーナー様には新車の様だと喜んでいただけました。ホテルへ横付けしても大丈夫になっていると思います(笑)

今回のご依頼、誠に有難う御座いました。
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2017年09月18日 | Comments(2) | Trackback(0) | 輸入車 修理

Porsche 911 Carrera 2 ③

続いてプラスチックパーツを修理していきます。
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ウイングは経年劣化で割れていました。
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プラスチック(ポリウレタン)の経年劣化で縮んだり硬くなっていたりしますので、本来なら交換した方が良いと思いますが予算の関係もありますので修理する事になりました。
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枠とフィンの部分は接着されていて分解できませんので、研摩して表から溶かしながら補強のネットを埋め込みました。
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研摩、脱脂清掃してプライマーを塗布してからエポキシ接着剤を塗布しました。
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その他の部品も塗膜の劣化している箇所は研摩、除去して変形は熱を加えて修正、などを行い進めていきます。ほぼ全ての部品が無傷では無いので、かなり時間が掛かっています。
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脱脂、清掃、必要箇所のマスキングを行いました。
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プラスチック素地の露出している箇所はプライマー無しでは密着が悪くなりますので、プラスチックプライマー(サフェーサー)を塗布しました。
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乾燥後、プラスチック用に軟化剤を加えたサフェーサーを塗布しました。
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乾燥したサフェーサーを研摩していきます。
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320番のサンドペーパーからスタートして400→500と徐々に番手を細かくして浅い傷に置き換えていきます。
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プラスチックパーツは最後に水を使って洗浄しました。
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脱脂、清掃、マスキングを行いました。
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フロントフェンダーとボディの隙間はシーリングを剥がしましたので打ち直しました。
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ルーフサイドのシーリングも割れていた箇所にシーリングしておきました。
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サフェーサーの研摩で研ぎ破れた箇所はノンサンディングサフェーサーを塗布しました。
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配合データから作ったカラーベースを塗布しました。
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カラーベースの乾燥後、クリヤーコートしました。
クリヤーはエクストラクリヤーを使用しました。
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フロントフードは裏面を研摩して塗装しました。
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プラスチックパーツのマスキング、脱脂清掃を行い必要箇所にノンサンディングサフェーサー(プラスチック仕様)を塗布しました。
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カラーベース→クリヤーを塗布しました。(エクストラクリヤーを軟質化したプラスチック仕様)
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ドアの中のサイレンサーパッドを貼り直しました。
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フードの裏などをマスキングして脱脂清掃を行いました。
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必要箇所にサフェーサーを塗布してカラーベース→クリヤーコートしました。
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続きます。
2017年09月12日 | Comments(2) | Trackback(0) | 輸入車 修理

Porsche 911Carrera2 ②

右ドアの過去の補修箇所は下地に問題がありますので修理していきます。
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膜厚計で塗膜の厚さを測って剥がす範囲を決めて研摩していきます。
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パテと鋼板の密着もあまり良い状態では無かったです。輸入車は亜鉛メッキが厚い場合が多いので、直接パテを塗布する場合はそれなりの製品を使用する必要があります。
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損傷をわかりやすくしました。
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ドアの裏側はサイレンサーパッドの焼けている箇所がありましたので剥がして確認しました。
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絞りで焼けた跡のようです。
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板金を行いました。
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脱脂剤をスプレーして艶を出した状態です。
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周辺の塗膜をなだらかに研摩しておきます。ワッシャーを溶接して引き出していますのでクレーター箇所はサンドブラストで処理しています。
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下地を塗るまでの一時的な防錆として脱脂清掃してエポキシプライマーを塗布しました。
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ドアの残りの付属品を分解して車体から取り外しました。
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スカッフプレートやウェザーストリップを取り外します。
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残った接着剤や両面テープを除去しました。
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左ドアのヘコミは接着剤での引き出しと裏からの押し出しで修理しました。塗膜を研摩すれば良いぐらいまで直りましたので、こちらも取り外します。
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全体を研摩していきます。
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ルーフの劣化した塗膜は密着していない層を除去しました。
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脱脂清掃、マスキングを行いました。
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フェンダーと車体の合わせ目に錆が出ている箇所がありましたので、防錆塗料を流し込みました。
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エポキシプライマーを塗布しました。
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規定時間を挟んでサフェーサーを塗布しました。
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取り外したドアの裏側です。
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接着剤などを除去しておきます。
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変形している箇所やボルトを削った箇所、凹んでいる箇所を修理しました。
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ドア裏の焼けていた箇所も研摩しました。
034 (39)

034 (41)

ドアヒンジはガタがありましたので、ピンとブッシュを交換する事になり抜き取りました。
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裏面と表面全体を研摩しておきます。
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エンジンフードも全体を研摩しました。
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フロントフードは裏面に曲がっている箇所がありましたので板金しました。
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表面はブリスターが出ていますので念の為に全体を剥離していきます。
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浮いた塗膜を除去して洗浄しました。
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前方に何箇所かヘコミがありましたので板金しました。
034 (11) - コピー

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034 (13)

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全体を研摩していきます。飛び石などでクレーター状に錆びている箇所はサンドブラストで処理しました。
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脱脂、清掃、マスキングを行います。
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エンジンフード裏はステッカーが貼ってあり、当時の状態を残しておきたいとの事ですのでこちらもマスキングしておきます。
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エポキシプライマーを塗布しました。
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規定時間乾燥させてサフェーサーを塗布しました。
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続きます。
2017年09月05日 | Comments(0) | Trackback(0) | 輸入車 修理
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