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今年も有難う御座いました。

本日掃除などをして仕事納めになります。

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ブースの床を塗ったりスプレーガンのメンテナンスをしたりして今年の仕事を終えました。
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年始は帳簿をまとめたりで工場にいる事も多いので、お見積もりやご相談などがありましたら事前にTELかメールしてみて下さい。


大切な愛車を任せて下さったお客様、取引業者様、ブログをご覧になって下さった方々、1年間大変お世話になりました、ありがとうございました。
良いお年をお迎え下さい。



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2016年12月31日 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

X'mas Present

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サンタクロース(彼女)に買ってもらい1日遅れでイギリスから届きました。
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SATAjet 100 BF と言うサフェーサー専用のスプレーガンです。
イギリスのSpraygunsDirectというショップから購入しました。日本語は通じませんが、対応も早く日本で見かけない商品が沢山ありますので、興味のある同業者の方には非常に面白いと思います。
https://www.spraygunsdirect.co.uk/

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今まではデビルビスのLUNAサフ用1.8でした。メインで使っているSTANDOXのシステムフィラーは粘度が高めの為、小面積なら良いのですが大面積になるとパターンも狭く塗り肌も微妙で使いにくかったので改善したいと思っていました。サフ用としては高価ですが海外では定番で評判も良いみたいです。
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SATAとDeVilbissはコピー商品が多く流通しているみたいで今回のイギリスのショップは大丈夫だと思いますが一応シリアルナンバーをチェックします。
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箱に貼ってあるナンバーとスプレーガンに刻印されているナンバーは一致しています。
SATAのサイトでこの番号を入力すると正規品かどうかチェックできますので、気になる方はチェックをお勧めします。
https://www.sata.com/index.php?id=sal&L=11

ヤフオクにも偽物っぽい物が多数出品されていますのでお気をつけ下さい。
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Fはフィラー、Pはポリエステル(スプレーパテ)を示していてどちらも下地専用のスプレーガンになります。
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大事に使います。サンタさんありがとう!


仲の良いお客様からもプレゼントをいただきました。
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いつも気に掛けていただきありがとうございます。




さて、高価なプレゼントのお返しは、「心がこもっていれば何でも」・・・
・・・・と言うのは女性(特に彼女)には殆ど通用しませんので。

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セルジオロッシと言うイタリアのメーカーのパンプスです。
履いたときのラインが綺麗で脚が全然疲れないみたいです。

「ありがとう。やっぱりJIMMY CHOOとかこの辺りを履いちゃうと、もう日本の靴は履けなくなっちゃう」と仰っていました。




(((((;゚Д゚)))))))





2016年12月27日 | Comments(0) | Trackback(0) | 未分類

SKYLINE R33 GT-R

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最近購入されて気になる所を綺麗にしたい、との事でお預かりしましたスカイライン R33 GT-Rです。

リップスポイラーはDIYで塗装してある状態です。
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マッドガードは飛び石による塗装の剥がれがあります。
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フロントグリルはボンネットの先端と接触して傷になっていました。
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ドアを開けたピラーに貼ってあるフィルムも劣化しています。
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ドアスイッチ周りのカーボンステッカーの除去。
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内装パネルは欧州車でよくある塗装の劣化でベタベタになって剥がれてきています。
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フロント周りからの作業でグリルとボンネットの接触の原因を調べた所、バンパー内のネジ止めの骨格(リーンフォース)の調整が悪くバンパー自体が上に上がっていたのが原因でした。調整で改善されました。
ヘッドライトの下側はバンパーに擦れて黒い塗装が剥がれて細かなクラックになっていました。
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フロントバンパーにニスモダクトを取り付けますのでバンパーをカットして、中のリーンフォースもカットして仮合わせしました。
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リーンフォースのカット面は錆びないように酸プライマーを塗りました。
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フロントグリルの付属品を分解しておきます。
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傷と周辺を研摩して脱脂後プライマーを塗布します。
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エポキシ系パテを塗布して赤外線乾燥を行い研摩しました。
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マッドガードを取り外し洗浄しました。
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リヤマッドガード(ABS)の割れている箇所は塩化メチレンで溶着しました。
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研摩してウレタン接着剤で補強しました。
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リップスポイラーは上に塗ってある塗装もパテも密着していませんでした。
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研摩してパテと上に塗ってある塗膜を除去しました。
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マッドガードも全体を研摩しておきます。
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ニスモダクト(社外品)FRPも表面を整えて全体を研摩しました。
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脱脂、清掃を行い、付着性の低い材質(グリル、リップスポイラー、フロントマッドガード)のプラスチック素地が露出している箇所にプライマーを塗布しました。
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プライマーの乾燥後プラスチック用に軟質化したサフェーサーを塗布しました。
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ヘッドライトを車体から取り外し、レンズ面を研摩、磨きを行いました。
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バンパーと擦れていた箇所も研摩しておきます。
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洗浄してレンズ面以外をマスキングしてアルコール系の脱脂剤で脱脂を行いました。
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ヘッドライト専用のクリヤーを塗布しました。
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赤外線乾燥を終えた部品を研摩しておきます。
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測色機で車体の色を読み取り、配合データから色を作りテストピースで確認、微調色を行いました。
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脱脂清掃を行い、研摩した際に角部分など素地が露出した箇所にプライマーを塗布しました。
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カラーベース、クリヤーを塗りました。クリヤーはプラスチック用に軟質化したクリスタルクリヤーを使用しました。
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内装部品を車体から取り外します。
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取り外した部品からスイッチなども分解してカーボンシールも剥がしておきます。
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前後ワイパーも塗装が剥がれていて、新品価格よりは安く修理出来そうですので取り外して分解、研摩しておきます。
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内装パネルはベタベタに溶けた塗膜を全て取り除き、研摩、洗浄しました。
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全ての部品を脱脂清掃してワイパーの金属素地が露出している箇所に酸プライマーを塗布しました。
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プラスチック部品にはプラスチックプライマーを塗布しました。
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プライマー乾燥後、ベースコートに硬化剤を入れて艶を調整した黒(内装パネルは若干のグレー寄り)を塗りました。
オーナー様は「缶スプレーで良いですよ」と仰って下さいましたが1液のラッカーなどは耐久性がかなり低いので硬化剤を入れたベースコートを使用しました。更に耐久性や質感を向上させるなら艶を調整したクリヤーがありますが新品の部品代より高くなってしまいますので今回のケースではこの方法での作業になります。
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車体のマッドガード取り付け面の両面テープを除去して清掃しておきます。
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飛び石を軽減したいとの事でオーナー様にプロテクションフィルムを用意していただきましたのでサイズを合わせてカットして貼りました。
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ピラーに貼ってあるフィルムも型をとってカットしてから、古いフィルムの除去、貼り付けしました。
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フロントグリルの台座のステーは無理な力が掛かり割れていましたので交換しました。
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ニスモダクトは社外品で固定する爪などがありませんのでバンパー裏面のダクト取り付け穴周辺を研摩して脱脂、プライマーを塗布してから接着しました。
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劣化が進んでいたボンネット裏のインシュレーター、サポートロッド、ゴムダンパーは新品部品がありましたので交換しました。
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内装パネルとワイパーを組み立てます。
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洗車と清掃を行い完成です。
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ヘッドライトの下の擦れていた箇所は細かいクラックが内面に達していて、外側からの塗装では残ってしまいました。当店ではリスクがありお受けできませんが殻割りして内側から塗装すれば殆ど目立たなくなると思います。
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内装パネルは明るい所で見ると若干のグレーです。
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最初の状態です。
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今回のご依頼誠に有難う御座いました。
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2016年12月19日 | Comments(1) | Trackback(0) | 国産車 修理

Vitz RS

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ボンネットの塗装の剥がれでお預かりしましたヴィッツRSです。
「買い替えも検討したけど、気に入っていてもう少し乗り続けたい」との事で、修理していきます。
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ブリスターと言われる塗膜への異物(水分、油分など)混入による不具合も全体に出ています。
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裏のシーリングや取り付けボルトを見ると過去に交換されているようです。
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過去の塗装がどんな材料や手順で行われたか分かりませんので、後で不具合が出ない様に剥離していきます。
車体から取り外しました。
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裏面をマスキングして剥離剤で塗膜を除去しました。
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飛び石によるエクボで錆も出ていましたので板金して錆を除去しました。
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全体を研摩して裏面をマスキング、脱脂を行いました。
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金属素地に直接サフェーサーは塗れません(一部、塗れる製品もあります)のでエッチングプライマーを塗布します。
新車の下塗りはカチオン電着塗装でエポキシ系塗料の浴槽の中に車体を浸漬させていますが、補修塗装ではこのプライマー(もしくはエポキシ)が新車の下塗りの代わりになります。
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プライマーの乾燥後サフェーサー(STANDOX システムフィラー)を塗りました。
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赤外線乾燥を行います。
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車体の色を測色機で読み取り、配合データを元に色を作りました。
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テストピースに塗装、微調色を行いました。
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乾燥したボンネットにガイドコートを塗りそれを目安に研摩しました。
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裏面を再度マスキングして脱脂清掃を行います。
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カラーベースを塗り、溶剤が抜けたらクリヤー(STANDOX クリスタルクリヤー)を塗ります。
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赤外線乾燥、磨き、組み立てを行い、傷の付いていた取り付けボルトを塗装しました。
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洗車、清掃を行い完成です。
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今回のご依頼誠に有難う御座いました。
2016年12月15日 | Comments(0) | Trackback(0) | 国産車 修理

STANDOX Technical Trainings

少し前ですがスタンドックスの塗装のトレーニングに行って来ました。

この職に就いて20年経ちますが、まだまだ知らない知識もあり、また普段1人で作業していますので自分の癖などを指摘していただき大変勉強になりました。

指導していただいたインストラクターの皆様、研修センターの職員の方々、有難う御座いました。

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